その日から毎日私たちは学校を脱け出したりしながら、楓のお見舞いに行った。



楓は徐々に回復していき、心配していた後遺症は残らなかった。




でも私はあることに引っ掛かっていた。


あの日から

陸斗たち三人の様子がおかしい。


影でこそこそやったり、急に黙り込んで何かを考えたり。