「ママぁ〜あそこのりんごさんのトコで、あそんでくるね!」 「いいよ きをつけなよ?」 「うん!」 わたしは、あの林檎の木が、大好きだった。 あの林檎の木の下にいると、自然と幸せな気持ちになれた。 だから、私は毎日のように林檎の木の下で遊んでいたのだ。 「りんごさん、きょうもげんきだねっ ゆかも、げんきいっぱいだよっ!」 「ゆかちゃんっていうの?」 どこからか、声がした