歳の差恋愛

「長いストレートの髪って、タイプの内に入るの?」


「入る入る♪長い髪でストレートだったら、色々アレンジ出来るから、結んであげたくなる☆」


「そうなんだぁ♪」


あ、もう時間。


「じゃあ、丘崎先生、また水曜日にね」


「あ、ちょい待った」


「ふぇ?」


丘崎先生は、いきなり紙に何かを書き始めた。


書き終わると、その紙を私に渡した。

小声で「俺のメアド、なんか困った事とか悩みあったら、連絡しておいで☆」と一言添えて。


「ありがと~」


「塾長には、内緒ね?」


「うん♪」


その紙をもらって、塾をでた。


やばい、丘崎先生のメアドゲットしちゃった。


ガチャ


「癒美ちゃん、サヨナラ♪」


ドアを開けると同時に、塾長が私に、声をかける。


「サヨナラ~」


返事を返して、外に出る。


さっむーい!!


何この寒さ!まだ冬の初めだよ!?


ビューッ


寒さなどお構い無しにくる風。


風邪引く~(>_<)


そんな事を思いながら、足早に家の帰路を歩く。


ついたぁ♪


ガチャッ


「たっだいまぁ」


「あ、癒美おっかえり~♪」