歳の差恋愛

学校では、かなり有名なイケメン君らしい。


「なんとなく癒魅の声聞きたくなっただけ」


「何それ~」


たまに、こうゆう理由で電話をかけてくる。


「今日の晩ごはんなんだった?」


「ん~、ハンバーグだよ。もう超美味しかったの♪」


「はは、昔からハンバーグ好きだよなぁ」


「うん☆」


あったりまえ♪あれは、特別なんだもんねぇ。


「ガキだなぁ」


「うっさいなぁ」


もう、夜まで~。


むっかつく~(;`皿´)


「あはは、癒魅は、からかいがいあるわぁ」


「もぅムカつく~」


「で、今日の塾どうだった?」


「別に普通」


なぜに塾の話?てか……


「なんで夜がその事知ってんの?」


「風の噂?ってのは、冗談で、癒魅ママから聞いた」


「なんで夜に話すわけ~、あり得ない」


「おいおい、ちょっと酷くないかその言い方」


酷くない、このぐらい当たり前。


「全っ然」


冷たくいいすぎかな?


「癒魅ひっで」


「酷くないし」


あ、21時だ。宿題しないと。


「ごめん、塾と学校の宿題するから、切る」


「ほいよ」


「じゃね」


電話を切って、ケータイをベッドに投げ捨てる。


はぁ、宿題めんど。


でもやんなきゃ、丘崎先生の授業で絶対忘れたくないし。