ラストイニング〜重ねるイニングの行く先〜

奈月は杉山を撫で続けた。

「ごめんね…。」。

「ああ…。」。

奈月の声に杉山は力無く答えた。

「でも…私…、会いたかったんだよ…。会いに来て欲しかったんだよ…。」。

「中途半端だと…、奈月には会わす顔もないし、奈月に良くない事が起きるかもって…。だから、自分なりに精一杯やれば…、運命をねじ曲げれるって、願掛けしたんだ…。」。