ラストイニング〜重ねるイニングの行く先〜

「生きて……生きていてくるたんだ………。」。

こっくりと頷いた奈月を杉山は抱き寄せた。

「こ、こら………。」。

奈月は、杉山を引き離そうとしたが…。

「奈月は、今までだって…俺の力になってくれている…。その奈月がいなくなるなんて………。怖かったよ。約束守れなくて…。そのせいで奈月がって…。」。

杉山は奈月を抱き震えていた。