「奈月ちゃん、今日まで頑張っていたんだよ…。充君が逃げている間にもね。」。
藤崎が後ろから杉山の肩に両手を置き、前方に力を入れた。
その力で歩み始めた杉山の周りからは窓の外から入ってくる町の音をはじめとする全ての音が消えた。
親友の側を離れた駒野の睨みつける視線を確認した後は、奈月しか杉山の目に入らなくなっていた。
藤崎が後ろから杉山の肩に両手を置き、前方に力を入れた。
その力で歩み始めた杉山の周りからは窓の外から入ってくる町の音をはじめとする全ての音が消えた。
親友の側を離れた駒野の睨みつける視線を確認した後は、奈月しか杉山の目に入らなくなっていた。


