その姿を確認して、一ノ瀬と田賀谷は、頷きあった。 その時、杉山はグラウンドの反対側の窓から外に出ていた。 部室棟の陰から注意深く辺りを伺って、自転車置場に向かおうとしていた。 「よし…。」。 走りかけた杉山の横でカメラのシャッター音がした。