ラストイニング〜重ねるイニングの行く先〜

「わかった、ちょっと待っててな。」。

オヤジさんは、お好み焼きを焼く為に店の奥に入って行った。

杉山は一旦店の外に出て、店の周りを見渡した。

「変わってないな…。って、そんなに経っていないから当たり前か。」。

杉山に笑みが浮かんだ。

その後、杉山は再び店に入った。

「あっ…、もう少しで…できるからな。」。

オヤジさんに言われ杉山は、黙って頷いた。

『奈月、喜んでくれるといいなぁ〜。』。

杉山のこの思いは…。