ラストイニング〜重ねるイニングの行く先〜

食べれないと思うと食べたくなるのが心情ってもので、
杉山は、奈月の為にもあると無断外出を決行した。


『奈月…、ホントに食べたそうだったし…。無理ないか…外に出れないんだから…。』。

例え、ここで看護師に見られても、
病院の前の遊歩道を歩きに行くと言えるので、
杉山は、堂々と歩いた。
しかも、感のいい担当看護師の藤崎は今日は夜勤である事を知っていた。