「すぎ、少しは休ませろっちゅうの。」。

清水は言いながら、緑色紙包みの物を布団の上に置いた。

「おっ、お好み焼きか?」。

杉山は、その包みを左手で持とうとしたが、
熱さで布団の上に戻した。