「え、いいのか?じゃあ他に立候補もいないみたいだし
女子の学級委員は横田で。次男子~?誰か立候補いないのか?」
・・・――――結局女子は横田 すばるさん、男子は最初に挨拶したマジメ君になった。
すばるさん、かぁ。
名前もかっこよくてその名の通りキレイで・・・。
私は誰にも人気がなかった【図書委員】で
黒木君も図書委員、陽毬は環境委員となった。
あっという間に時間はすぎ、昼休み。
さっきの金髪少年、安川君が昼休みになったとたん私達のクラスに入ってきて
「みんなぁ!一緒にご飯食べようぜっ」
「お前、クラスに友達いねぇのかよ。」
「陽毬は全然いいけどぉ?優姫も一緒に食べよぉね?」
「え・・・っと、私入っていいの?」
「もちろんぢゃん!むしろ優姫いなきゃダメだょ」
こんな会話があって一緒に食べることになった。
場所は日当たりのよさそうな中庭。
