「別に・・・先生に心配してもらうようなことじゃないし!
全然大丈夫。でも、もうそろそろ帰らないと親に心配かけちゃうよね。
うん、私帰る・・・じゃ。」
後半は先生に聞かせるようにわざと言った。
親が心配しないとかいないんじゃないのかとか
そんなこと先生に心配されたくないし。
でも最初の一言は少しキツク言いすぎたかなと思い直した私は
最後できるだけの笑顔を作って
先生に『さよなら』を言った。
「おぅ、、、お前さ。もしかして・・・」
と言いかけた先生の言葉はそこで途切れた。
もしかして私不自然だったかな、言い直そうか考えてると
先生が続きを言った。
