入学したての高校の体育館。



あなたを見つけました。



一瞬でその笑顔に惹かれました。



一目惚れでした。



一生懸命やっているバスケ姿がかっこ良かったです。


後で同い年と分かったｹﾄﾞ、先輩にも全然負けないぐらい上手でかっこよかったです。



学校にいると自然にあなたを探していました。



あなたを見つけたときは少し幸せでした。



あなたは隣のクラスでした。



同じじゃないのは残念だったｹﾄﾞ、それでも嬉しかったです。



すれ違う度1人ドキドキでした。



あなたが友達と笑い合っている姿を見れるだけで幸せでした。



あなたの笑顔には誰もが惹かれていました。



あなたのことを愛している人はたくさんいました。



でもあなたには愛している女の子がいましたね。



同じ学校で、その子はみんなから羨ましいがられていました。



その女の子の容姿はそんなに可愛かったり綺麗ではなかったからいろんな女の子は不思議がっていました。


でも私は分かっていました。



あなたがその子の性格と全てを愛していたことを。



帰り道、あなたとその女の子が幸せそうに笑い合っている姿を見つけたとき、胸が張り裂けそうでした。



苦しくなったｹﾄﾞ、あなたがあんなに幸せな顔をしているところは初めて見ました。



なんとなく、それでいいと思えました。