彼方達。


おかしくなりましたか?



とりあえず、話を聞くことにしたので、



「お兄ちゃん、少し待っててくれる?」



「うん?」


と、お兄様の(一応)確認を入れた。



晴さんの後ろを、早歩きでついて行った。



晴さん歩くの早すぎ。


そして、店内に来た。




晴さんが止まったので、あたしも止まった。




すると晴さんは、整った顔を、こちらに近づけた。



そして、耳を甘噛して、囁いた。




「俺が、ぜってー、お前の事、おとしてやんよ。」



とだけ言って、去っていった。




はぁ~。とため息をつき、スタッフルームに入った。



次は、龍さんか。



「さぁ~。怜桜ちゃん。こっちこっち。」




とまた、店内のほうへ。