「お兄ちゃん。帰るよ。」




お兄様と帰りたいんだ、今最高に。


なんてのは、言葉にしないけど、きらきらオーラを放っている。


「うん。でも、着替えてくるから、少しの間、スタッフルームで、待っててくれる?」




お兄様、スーパーキラキラキューティクル笑顔は反則です。




待つしかないじゃないですか。




______3分後______




「おっ、やっときた。」



メンバーの人たちも、お兄様を、待っていたようで、イケメンが横一列に、並んだ。



「怜桜ちゃん。この中で一番かっこいいと思うのは?正直に。」



と、真剣な表情の、眼鏡に替えた龍さん。




「お、お兄ちゃんです。」




やっぱり、イケメンがたくさんいようと、お兄様の輝きに狂いはない。




「ダメだこりゃ。極度すぎるほどのブラコンだな。」




ブラコン=シスコンの反対




「怜桜。帰ろうか。」




「うん!」



「怜桜。ちょっと話があるから、ちょっと来てくれ。」



って、晴さん。



「俺も~。話したいことあるから、晴の話が終わったら、ココに来てくれる?」




って、龍さん。



「実は俺も~。二人の話し終わったら、お手数ですが、ココに居てくれる?」



って、光さん。



「俺最後だけど。俺からも話したいことがあるから、ココにあつまろうね。」



って、隼さん。