そんな風にアピールすると、




「うーそ。怜桜は可愛いよ。この世で一番。」




甘い言葉をさらさら言った。






「なっ!単なる変態なだけだろぉ」





「変態とは失礼な。紳士的だといってほしい。」




「言うか馬鹿。」




もう晴とは会話する気力もなくなったのでもう一度顔を壁に向けようとした瞬間。




ちゅっ。





唇に何か暖かいものが合たるし、晴の顔が近い。



がちゃ。




ドアの音とともに。





「怜桜ちゃん?話しあるで入るでなぁ。」



龍さんの声。



もちろんあたしと晴はくっついたまま。




すると、どかどかと龍さんが入ってきて、晴のお腹に自分の膝をぶつけた。




すると、滑り落ちるように離れたあたしと晴。




やっぱりおかしい。



もうちょっとだけと願う自分がいる。