「俺ね、実の話を言うと、男装してる怜桜ちゃんも、普通にしてる怜桜ちゃんも、守りたいと思っているから、何かあったら、俺、頼ってほしいな。」




そうですね。




お兄様に相談すると、余計なところで、ツッコミ入れてきそうだし、他の、メンバーの人は、頼りにできないから、光さんには悪いけど、言われた通りにしよう。




「じゃあ、また明日ね。」






は~。





次は、隼さんか。






もう疲れたんだけどな。






そう思いながらも、スタッフルームへ、戻った。





光さんも、脳内逝かれてたから、あの隼さんも、どうせ逝かれてるよ。






ガチャ。






「おぉ~。怜桜ちゃん。こっちきてくれる~?」





また店内。





「俺、怜桜ちゃんみてると、ドキドキしちゃうんだ。恋の病ってやつ?自分でもよくわからんけど」





「好き。だと思う。今すぐじゃなくていい、考えといて。」





ほら、今日のみんな、なんかおかしい、



気持ち悪い。