【企】blue*back



やがてレッカは亘理を喫茶店へ帰すと言った。



「姫が素直になるきっかけを作っていただけたことには感謝致しますが、もう亘理がここへいる理由はありませんからね」


「そうね……ココアを飲みたくなったら、私がまた亘理の店へお邪魔すればいい話だしね」




亘理に喫茶店へ戻れることを話すとホッと息を吐いた。



「常連のポッコラ監督がきっとお待ちになっている……」


「……ぽ、ポッコラ!?」



まずい。


亘理が探偵団と繋がりがあったなんて……!

そういえば亘理を連れ去る時、ジウチンがお店に来てたじゃない!


今更気付くなんて!!



巣窟がバレてしまえば怪盗レッカの圧倒的不利になる!



「レッカ、どうしよう!」


「……亘理は喫茶店へ帰しましょう。彼は私達の巣窟を他人に話すような男じゃない」


「……レッカ……」



亘理も静かに頷いた。