ゆっくり体を起こそうとすると、勇介が近づいて体をしっかり支えて起こしてくれた。
「もう、大丈夫?」
「うん、ちょっと楽になったよ。心配かけてごめんね。」
「ほんと心臓に悪かった。ハラハラしすぎて俺も倒れそうだった。」
真剣にそんなことを言う勇介がおかしくて思わず吹き出してしまった。
「お前なー…、心配かけといて笑うなんて」
「ごめんごめん。とりあえず勇介ちょっと座って。」
勇介を座らせると、ドライヤーを取り出して髪の毛を乾かしてあげた。
「お見舞いにきたのにお世話されてる俺(笑)」
「ほんとだよ、なにしに来たんだか…」
すると勇介が向きを変えて目を合わせた。
私はベッドに腰をかけたままなので自分より低い位置に勇介がいて変な感じ。
濡れた髪の毛で上目使いで見つめられるときっと誰でも胸がときめいちゃう。



