ここばかりではない。

隕石第二波によって被害が拡大した日本各地で、戦術自衛隊の救出、復興活動は始まっている。

孤立した集落からヘリで救出を試みる戦術航空自衛隊。

瓦礫や残骸を撤去する戦術陸上自衛隊。

上空では更なる隕石の飛来を警戒して戦闘機部隊が飛行している。

休息の為に第一陣の部隊と交代して第二陣の部隊が現地入りし、休む事なく活動を続ける。

少しでも多くの人々を救う為。

後手後手に回っている、行動が遅いとの非難を浴びつつも、戦術自衛隊は被災地での活動を続けていた。