鉄の救世主(くろがねのメシア)

E-2C早期警戒機からの通信は、すぐさま戦術自衛隊全部隊へと伝わった。

隕石群を迎撃、空中で破壊する為に三沢基地からバイパーゼロF-2戦闘機が30機スクランブルする。

最大速度マッハ2での飛行が可能なバイパーゼロ。

しかしその速度を以ってしても、隕石群に追いつくのがやっと。

飛来予想地点に到着した時には、迎撃態勢に移る事すら困難であった。

結果、数機が小隕石の直撃を受けて空中で大破!

凄まじい爆発と共に炎に包まれる!