トモ先輩に会えたことは
もちろん嬉しいんだけど……。
これじゃあ、カナが……。
そう思っていたら、
カナの隣に座った一人の男の人。
誰だろう?
ナンパ…じゃないよね?
「あぁ。あれは連れのケンゴ」
すぐ表情に出てしまうあたしを
見抜いたのか、先輩が説明してくれた。
へぇ。
「そうなんですか!」
「ここだけの話、あいつカナちゃんの事狙っててさ」
「えええっっ!!?」
あたしの大声に、目を見開く先輩。
カナもマオも皆、あたしをガン見した。
あ、あっはは~(汗)
あまりに驚くと、大きい声が
出る癖があるんだ、あたし。
カナを好きなケンゴさん。
マオが好きなテツさん。
先輩が好きな、あたし。
このみんなが付き合ってくれると
どんなに幸せなんだろう?
一人でそう思ったりしてた。


