お母さんに心の中で嘆きながらも


今の言葉は取り消せないわけで。





「先輩と釣り 行きたいの?」




ナオの質問に、素直に


肯定してしまう自分がいるのも確かで。






「ぶぅーはっはっはっ!!!」





この場に及んでも


未だに爆笑中のバカは放っといて



「それはもう行くっきゃないねっ!」





ナオの言葉により、


ハラハラドキドキの夏休みが


始まったのであります。