* 片思い *





先輩が何とも思ってなかったことに


少しだけガッカリもしたけど(笑)



とりあえず安心して、


ほっと胸を撫で下ろした。





落ち着いて、再び辺りを見てみると。





「うわああぁぁぁぁ……」






自分が住んでる街とは


思えないほどの絶景だった。




あまりにもこの夜景が綺麗すぎて


思わず感動が声に漏れてしまうくらい。



今まで見たことのない絶景。





「空も見てみな」




先輩の声で、頭上に目を移した。






「わあっっ!!!!!」




普段家から見てた星空とは別物。



まるでプラネタリウムを見ているような


満面の星空に胸がいっぱいになった。