「女王様、
それではバレてしまいます」
「大丈夫よ
白雪は勉強なんてさせてないからバカなの
気づかないわよ」
「そうですか…
(バカなのはどっちだよ?
しかも勉強させてないって
義務教育だからさせるだろ)」
「さぁ、白雪はどこ?」
「小人たちと一緒に暮らしています」
「白雪の様子は?」
「とても元気で
幸せそうにすごしています」
「しぶといヤツ」
「そうですね
(あなたに似て)」
女王様は白雪のもとに
向かいました
散歩が楽しかったらしく
自分から徒歩で行くと
行ってしまいました
鏡はその様子を
見ることにしました

