゙幼なじみ゙という名の壁~素直になれなくて~






それからしばらく
律哉と楽しく遊んだ。



俺も久しぶりにはしゃいだ。




小さい子って、
人を笑顔にする、不思議な力を持ってるよな…。



俺も、昨日の疲れなんか
いつの間にかぶっ飛んでいた。





―――――――――………


「…律哉寝ちゃったね?」




「あぁ…そうだな。」




「きっと遊び疲れたんだよ。」





律哉はいつの間にかスヤスヤと
眠っていた…。




風邪を引くといけないので毛布を借りて、小さな体に掛けてやった。




只今午後2時。

もうこんな時間か…。



朝から何も食べてないから
だいぶ腹減ったな―――。