゙幼なじみ゙という名の壁~素直になれなくて~






にしても……

「久しぶりだよな
…2人で帰るのは。」


確か…小学生の頃は
毎日一緒だったよな。


「そだね…星磨、部活頑張ってるもんね!」



「まぁなー。
でも今度の大会終わったら、しばらくは部活ねぇし…

あとひと頑張りだよ。」




そう。だからこそ
力が入る…。


「本当に!?
んじゃ日曜日は
なんか予定あったり…する?」

月穂が遠慮がちに尋ねてきた。


日曜…?


「いや。ないよ…
暇だけど、どした?」




日曜日は限界まで寝て
ゴロゴロして、
暇を持て余すつもりだった。