Angel☆Test

「うん、まあ誰も手を挙げないのだし、学級委員の待田でも良いだろうな。
もう1人は…浅田で良いか?」

あっ、自分が学級委員だってこと、完全に忘れてた!

絶対にやりたくないっ!


「先生、無理です!」

「なぜだ、誰も手を挙げないのだし、しょうがないじゃないか。」

「阪田さんが良いと思います!
クラスのみんなとも仲良いし、素敵な文化祭を作り上げられると思います。
それに、私志望校D判定なんで、本当にヤバいんです、お願いします!」


「うん、わかった、阪田な。」


特に、誰が異議を出すわけでも無く、あっさりと決まってしまった。