REVENGE Ⅰ




やっぱり何かしてくるとは思ってたけど…、ここまで……。


「ねぇ…、柚菜と梨華どういうこと…?」


「さっきから…、私達話読めないんだけど……。」


不安そうに柚菜様と梨華様を見つめる香苗様と寧々様。


「香苗様と寧々様が知らないのもムリはありません。

これは…、柚菜様と梨華様と柚菜様の執事が起こしたことですから。」


「バカバカしいっ!!証拠もないのにそんなこと言わないでっ!!」


梨華様がものすごい剣幕で怒鳴った。


あたし達は、ただ傍観することしかできなかった。














「……証拠ならありますよ。」