やっぱり何かしてくるとは思ってたけど…、ここまで……。 「ねぇ…、柚菜と梨華どういうこと…?」 「さっきから…、私達話読めないんだけど……。」 不安そうに柚菜様と梨華様を見つめる香苗様と寧々様。 「香苗様と寧々様が知らないのもムリはありません。 これは…、柚菜様と梨華様と柚菜様の執事が起こしたことですから。」 「バカバカしいっ!!証拠もないのにそんなこと言わないでっ!!」 梨華様がものすごい剣幕で怒鳴った。 あたし達は、ただ傍観することしかできなかった。 「……証拠ならありますよ。」