『……さて、話はここまでです。みなさんやりたくてウズウズしているようなので。』


「「「うおぉーっ!!」」」


「「「キャーッ!!」」」


「……っ!?」


どこからともなく、全学園生徒の叫び声……いや、雄叫びに近い声が聞こえた。


---シャッ


カーテンを開けるとそこには、広い中庭が全学園生徒で埋め尽くされていた。


「……っ!!」


その光景を見た途端、あたしは目眩がした。


何なの……あの膨大な人の数……!!


その光景に耐えられなくて、あたしはまたカーテンを閉めた。