「ん? それは、 俺もAだから。」 『はぃ?』 (嘘だって言ってよ。) 「だから、 よろしくね。 胡桃ちゃん。」 それだけ言うと 周りの皆を避けるようにして、 ササッと去って行った。 はぁー。 まさかの1年間 一緒のクラスか…… あの人 嫌いなんじゃないんだよ。 でも 好んでは無いのも、 事実。 だって、ねぇ。 女たらし みたいじゃん。