チェリーガール

手はスカートの中へ……。


スカートの中を碧様がまさぐる!



あん!


ダメ!


碧様!!


そこはダメ!!!


女の子の秘密の花園なんだから!!!



触っちゃいや―――――ん!!!



「いや-――――ん!」


気がつけば興奮して叫んでいた。


一斉にクラスメイトたちが振り向いて私を見る。


しまった!!


こりゃ、まずい!!


先生が教壇からこっちに近づいてくる。


パシッ!!!!!


先生に丸めた教科書で頭を叩かれたっ!!!


いったーい!!!


泣きそう……。


「何が『いや―――――ん!』だ! 寝ぼけてんじゃねぇっ!」


鬼の形相で先生が怒鳴る。


こわ過ぎ……。