怒鳴り声と共に、袋が俺の顔面に直撃した。 「痛って!!」 「どうせ湊はのんちゃんが好きなんでしょ!?だったらこそこそしないで付き合えばいいじゃん!! 湊の馬鹿!!」 瞬間、莉子の目に涙が見えた。 莉子は窓を開ける。 「ちょ、待てって莉子!!」 俺の声なんて聞かずに 莉子は部屋に入って行った。