空と海が交わるとき


父さん達が望んでいた笑いあえる世界を




俺はいつか創りあげたい




「…俺も、お前や国王様達の思想には賛成だ。けど、海の民に嫌悪感を抱いてる奴が殆どだぜ?
そんな奴等相手にどうするんだよ?」



「俺達は、過去の出来事に思い込み過ぎてんだよ。過去と今は違う。
それを知って貰うんだ。」



計は何も言わなくなった。



俺だって、難しい事位分かってる



けど、諦めたらそこで終わりだと思うから




「お話中失礼します、湊様。」