突然だった




戦いの中心地である、時計台広場




空の民と海の民の境界線に、ドォンと激しい音を立てて二つの剣が降ってきた。





交わるように地面に突き刺さっている、空色と海色の剣




「これは…。」




「一体…。」



民達は動きを止め、皆その剣に視線を移した。




「そこまでだ。」