目を開けると、見えたのは部屋の天井だった。 「湊君!?良かった…気がついたんだね。」 「佐々木…?」 佐々木はホッとしたように安堵の息を吐く。 周りを見渡すと、どうやらここは俺の部屋らしい 乱雑に落としていった物が全て棚に戻っていた。 「何で佐々木が…。」 「湊君が屋上で倒れてるって連絡があったの…莉子から。」