暗い、海の底







まるで神殿のような大きな門を私はくぐる。








この門を越えた先




ここが、今の海の民の町





「お待ちしておりました。」




くぐってすぐに



目の前に膝まずいている、たくさんの海の民





「覚醒おめでとうございます、我らが姫。」