それからの足取りは軽かった。 今までの事が、全部嘘みたいに… いつもそうだ 真由に話したら、何でも解決してくれる 真由は最高の友達だな… 「刈谷?」 上機嫌で歩いていた私の足が止まる。 声に振り返った。 「…西脇君?」