お姫様は最強ヤンキー



「行かせねぇっ言ってんだろ」

「意地でも行く」

「はぁ・・・」


あたしの頑固さを証明したら奏は溜息をついた。

ラッキー☆
このまま手を離せ!!


・・・だが現実はそう甘くない。


「ひゃッ!!」

「手間の掛かる女」


奏は文句を言いながら部屋の奥に進んでいく。



  ドサッ


お姫様抱っこの状態からスルリと手を抜かれる。

そのままベッドにDAIV。

美衣娑は落とされた怒りよりも、お姫様抱っこに紅潮していた。


い、今、お姫様抱っこした!!

じ、じ、人生初のお姫様抱っこ!!

猛烈に恥ずかしいッ!!


「お前・・・」

「な、なによッ!!」

「案外軽いんだな」

「せ・・・」

「せ?」

「セクシュアルハラスメントォォッ!!」

「は?ちょ、落ちけ──ゴフッ!」

「変態変態変態!!」

「ふざけ───グホッ!」

「スケベスケベスケベスケベ!!」