「痛いだろ。痛いなら早く言え」 「・・・痛くなんかないし」 嘘。 ホントは痛い。 口の中に鉄の味が広がっていく。 じわじわと。 不味くて堪んない。 それに、喋んなって言ったのはアンタだろーが。 「はぁ・・・お前が話すまで殴り続けるぞ」 「・・・」 「その顔が台無しだな」 「・・・」 ────────ドカッ──ドスッ──・・・ 「い゛っ・・・」