そして頭の中に大量にある記憶が流れ込んできた 「希菜!!!」 『思い出しましたか?』 「私希菜のことも桃のことも忘れちゃってた…」 『…………。』 「私は結局桃を殺せずに元の世界に戻ってきたんだよね?」 『はい……』 「そっか………」 今、頭の中で見えた記憶は全部が体験したこと 夢なんかじゃ終わってくれない