そばにいて







父さんを始めに、数人の客が私の体にしがみついたからだ。そんな私を見て華はまだ笑っていた。








「神様はちゃんと見ていたんです。あの女は魔女ですわ。捕まって当然の人間なんです。よかったですね、お兄様。惑わされずにすんで」



「!き、貴様ーー!!!」



「やめるんだ!龍之介」










私が華を殴ろうとするのを必死に止める父さん。母さんは私から華を遠ざける。




ここまで実の妹を憎く思った日がくるなんて想像できなかった。






教会にいた客は、私の変貌に恐れたのか逃げるようにして協会から出て行った。


そして、教会に残ったのは両親と華と薫子の父親だけになった。父さんは、私を止めていた手を離した。