「そういえば話って何なんだ?もうすぐで家に戻らなきゃいけないんだけど」
薫子に言われて[はっ]とした。
そもそも今日ここに来たのは、薫子に告白をするためだった。でも、いざとなると勇気がでずに言葉がでない。
「あっ…、ぇっ…と、」
言葉が変につまりオドオドしている私に苛立ったのか、いつの間にか食べ終えたたこ焼きのパックをゴミ箱に投げ捨て、薫子は帰ろうとし始めていた。
「ちょっ!薫子!」
私はとっさに薫子の腕をつかむと睨まれた。
「日本男児がオドオドするな。言いたいことがあるなら早く言え」
薫子の言い分はもっともだった。
これでは、どちらが年上だかわからない。
私は覚悟を決め、口を開いた。

