「食ったぁぁぁ!!!マジで、弘の母さん料理上手だなぁ!!」



「あらま、涼君。ありがとう」



涼が来ると言ったら、頑張って品数を増やしていたけど、多すぎだろ・・




「じゃあ、そろそろ行くか?涼」


「そうだなぁ。おばさんごちそうさまでしたっ!!」



「涼君、いつでも食べに来なさい?おばさんいつでも歓迎するから」


「ありがとうございますっ!!!じゃあ、失礼しますっ!!!」






家を出たら、当たり前に外は真っ暗だった。


途中途中に光っている街灯が助かる。


携帯の時計を確認したら、夜中になっていた。





「ちょっと、弘ん家居すぎたな」


「ゴメンな。母さんが離さなくて」


「いいんだよ。楽しかったし、おいしかったし!!」



2人でトボトボ歩く。

今日の夜の空は星が多かった。



「明日は晴れそうだな」


「おぉ、星綺麗だなぁ。こんな綺麗な星空を男2人で見るのも痛いけどな」



「弘、ひでぇ」