「おいしかったぁ!!!」
「ホント。ご馳走までなって、よかったの?」
今日は、弘と涼のおごりだった。
「ぜーんぜん。楽しかったし。な?弘」
「あぁ。久しぶりに楽しく食べれたよ」
「ありがとう」
携帯の時計は、20時30分を指していた。
「今から、どうするの?」
「そうだなぁ。どこかリクエストないか?」
「萌、弘ん家行きたい!!」
「萌佳?!そんな突然言ったって」
「俺も久しぶりに弘ん家行きてぇな」
「涼まで・・」
肝心の弘は・・。
「別にいいけど」
きょとんとした顔でそう答えた。
本当にいいらしい。
「じゃあ、アタシも行く」