夕陽が傾いて、オレンジ色の光が眩しい。 今まで、一緒にこの夕陽を見ながら、帰ってたのに。 来年も再来年も、一緒に見れるって、信じてたのに…。 違うよね? 違うでしょ? 「悠真…、帰ってる?」 必ず鍵が開いてる、悠真の家。 それは、私が開けれる為。 そう自惚れてたけど、違ってたのかな…?