「そうか。ところで、悠真と付き合ってるんだろ?」 事前に提出した、進路希望の紙に目を落としながら、先生が聞いてきた。 「うん!先生も知ってるの?」 「知ってるよ。幼なじみで付き合ってるって、けっこう有名だぞ?」 へぇ~そうなんだ。