「え・・・」
「付き合ってほしい?」
俺なんか・・・
今日おかしくねえか。
玲華にそっけない態度とりすぎじゃないか。
自分では分かってるのに
いざ言葉や態度にだすとどうしてもきつくなってしまう。
「・・・・」
「付き合ってさ・・・」
「・・・ない」
言おうとした言葉は玲華の言った言葉で掻き消されてしまった。
しかも玲華が何言ったのかもよく聞き取れなかった。
「何か言った?」
「・・・ほしくない・・・。」
「え?」
「付き合ってほしくない」
は?は?は?
今こいつ付き合ってほしくないって言った?
な、なんでだ?
「な、何で」
「・・・」
玲華は今日無言が多い。
いつもは勢いよく返ってくる言葉が今日はない。
「す、好きだから・・。」
「は?」
「麗奈斗が好きなの!だから付き合ってほしくないの!」
何言ってんだ、こいつは。
この俺に告白してきてんのか?
それとも何かの冗談か。
それはないか・・・?
俺も玲華も新しいクラスに入ってまだ誰とも話していない。
友達は違うクラスだし。あ、玲華は一応凛って奴と話したのか。
色々は思考回路を辿ったが玲華が冗談を言うのはないと思った。
それに俺の胸の奥で何かが騒いだ原因も分かった。
それも玲華に言われて気づいた
俺も好きだ・・。
俺も玲華が好きなんだ。
そう思ったー。
「俺も。」
「え・・・っ?」
「俺も玲華のこと好きだよ」
玲華の顔は真っ赤だった。
俺の顔も平常ではないだろうな、きっと。
