玲華



「玲華～、起きなさい遅刻するわよ」
「んん～・・。」
天気のいい朝
「ふぁあ～・・・。天気いいなぁ」
今日は高校の入学式。
私は高校1年生になる廣瀬玲華（ひろせれいか）
今日から楽しみだった高校生活が始まる！
色んなことにチャレンジして
高校生生活思いっきりエンジョイしたいなぁ・・・

などと考えていると
また下の方でお母さんの声が聞こえた
「玲華起きてるー？」
「起きてるってばー」
そう言って時計を見ると
「・・・！！！やばい！遅刻する！」
かぶっていた布団を飛ばして急いで新しい制服に着替えた
「行ってきまーす！」
はぁ・・入学式から遅刻しそうになっちゃった。
私はなんとか高校に無事着いた

体育館に急いで向かっていると
ドンッ・・・！
「ったぁ～・・・」
誰かにぶつかっちゃった・・・？
「あ、す、すみません！」
私は急いで謝った
「あぁ・・・。大丈夫だった？」
「あ、はい！」
うわぁ～、綺麗な顔～・・・

ぶつかった人は男の人だったけど
かなり綺麗な顔をしていた。
「き、きれー・・・」
私は思わず声に出してしまった
「え？」
「あああ、なんでもないです！独り言です！」
「あぁ、そう？それじゃあまたね」
「はい！また・・」
ふぅ～。とりあえず凌げた・・。
その時体育館に集まるチャイムが鳴った。
「やばい！」
私は走って体育館に向かった

それから15分くらいして入学式は終わった
先生は最後に
「次はクラス発表があるので玄関に貼ってある紙を見ておくこと」
と、言っていたので私は早速見に行った。

えーと・・・
あ！あった～
3組かぁ。どんなクラスかな・・・